まいどおおきに。
青年海外協力隊としてサモアで活動中のネギヤン(@negiyaaaaaan)です。
さて。
サモアは今週がWeek10といって学期最後の1週間。
今学期は年度末最後の学期。いわば年度末です。
年度末といやあ、多少なりとも忙しくなるんかな…と思いましたが、そんなわけない。
ばっちり平常運転。相変わらずみんな全然働きません。
なんなら、先週にプライズギビング(成績優秀者の表彰式兼卒業式)が終わったから、今週はラスト1週にも関わらず子どもが学校に来ていません。
「最後の1週間、子どもおらんのに何するの?」
と校長に聞きました。
すると
「来年度に向けての会議さっ!」
と凛とした答えが!
しかしフタをあければなんのその。
今日なんて、10時過ぎにみんなゾロゾロと出勤。
そしてみんなでアイスクリームを食べながら世間話して12時に解散。
言わせてください。
ママ友の朝活か!
ジリジリ感じる「焦り」
ぼくたち青年海外協力隊は、自分のスペシャリティを生かして派遣された国の発展のお手伝いをするのがシゴトです。2年間の期限つきで。
青年海外協力隊に応募するとき、また派遣される前は「2年間ってまあまあ長いなあ」と思ってましたが、ぼくがここサモアにきてもうすぐ早くも半年が経とうとしています。
半年といえば活動期間の4分の1。
サモアにくる前には、あれこれとこの2年間の活動を思い描き、学校に派遣されてからはこの2年間の活動を計画しています。
が、現状はどうでしょう?
赴任した頃から1ミリも活動が進んでいないじゃありませんか。
変わったことといえば、野菜を食べなくても元気に過ごせる体になったことと、ほんのちょびっと現地語が上達したくらい。あ、あと、太ったこと。
こんな日々を過ごしていると、ジリジリと焦りがせまってきます。
「おいおい、こんな調子でだいじょうぶか?」
「なんのためにここにきたんだよ?」
「成長できてんのか、お前?」
って。
「どうあがいても変えられないもの」はほっとけ!
ぼくたち青年海外協力隊は「よそ者」です。
2年後にはこの仕事場を、村を、国を離れます。
そんな「よそ者」だからこそ、赴任された国のよいところにたくさん気づく。
どうように、問題点や課題もいっぱいみえてくる。
とくに、活動していて見えてくる問題点は大きく2つに分けられます。
「どうあがいても自分には変えられないもの」
と
「良くなるために自分がかかわれそうなもの」
です。
自分のこの半年を客観的に振り返ってみました。
そしたらどうやら、活動が進んでいない問題のもとは「どうあがいても自分には変えられないもの」ばかりだと気づきました。
- 子どもに授業がしたいけどそもそも授業がない
- 働かない文化
とか。
これらのことであれこれ考えたり、思い詰めたり、イライラしたり、活動がうまくいかなくてモヤモヤするのは、なにも生み出しません。無意味。
だから考えずにほっとくのが1番。
良くも悪くも、ぼくら「よそ者」は外側から傍観するしかできないのです。
「よそ者」なんだから気楽にいこう
自分に変えられないものであーだこーだ悩んでても時間がもったいない。
だから、そこはもう流れに身をまかせるしかないです。
浮き輪に乗って流れるプールで遊ぶように。
竹筒を流されていくそうめんのように。 なんかちがうな。
とにかく、ぼくが言いたいのは、「よそ者」なんだから気楽にいこうってことです。
そのうちきっと、ちゃーんと活動できるようなタイミングがやってくると信じて。
信じながら「自分がかかわれそうなもの」に対してどうアプローチしていくかを準備しておくしか、今のぼくにはできなさそうです。
まあ気楽に。ぼちぼち。楽しく。
何よりも楽しいってのが1番大切ですからね。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
ではまた。