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超笑えるのにタメになる!恋をかなえたくない人も 読まなきゃ損!『運命の恋をかなえるスタンダール』

まいどおおきに!
青年海外協力隊としてサモアで活動中のネギヤン(@negiyaaaaaan)です。

 

 

先日読んだ「運命の恋を叶えるスタンダール」という本が

『超笑える かつ 超タメになる』

という今まで出会ったことがないタイプの本で、自分の中で革命的な1冊でしたので紹介させていただきます

 

 

運命の恋をかなえるスタンダール

運命の恋をかなえるスタンダール

  • 作者: 水野敬也
  • 出版社/メーカー: 文響社
  • 発売日: 2017/08/11

 

著者は「夢をかなえるゾウ」の水野敬也さん

この本はの著者は、「夢をかなえるゾウ」の著者 水野敬也さんです。

水野敬也 みずの けいや
愛知県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。著書に『夢をかなえるゾウ』『人生はニャンとかなる! 』『神様に一番近い動物』『たった一通の手紙が、人生を変える』『ウケる技術』『四つ話のクローバー』『雨の日も、晴れ男』『大金星』ほか、作画・鉄拳の作品に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』がある。恋愛体育教師・水野愛也としての著書に『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、またDVD作品『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本や、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手がけるなど活動は多岐にわたる。
amazon 商品紹介ページより

 

ぼくがこの本を知ったのはこちらのTweetがきっかけでした

 

 

ベストセラー連発の著者が

「自分としてもこれまでの人生を全部この本に詰め込めた」

とまでおっしゃる1冊ってどんなものなんだ!?と興味が湧き、その場でポチッといたしました

 

あらすじ

「恋は甘い花のようなものだ。しかしその花を摘むには、恐ろしい断崖絶壁の縁まで行かねばならない」(恋愛論第41章より)

「恋愛において、男はあまりにも容易な成功を軽蔑する。男は、向こうからくれるものをありがたがらないものである」(恋愛論第10章より)

恋愛経験ゼロ、三十路の文学女子に“モテない文豪”スタンダールが奇跡を起こす―。「夢をかなえるゾウ」「スパルタ婚活塾」の著者水野敬也が贈る愛と笑いの長編恋愛小説。

☆自分を最高に輝かせる『結晶作用』
☆男を虜にする『悪女(ファムファタル)の振る舞い』
☆好きな男の前で緊張せずに話す方法
☆理想の恋人が手に入る「周囲の評判の上げ方」
☆男から長く愛される『伴侶(コンパニョン)』になるには?
☆幸福な恋愛に生命を与える「小さな疑い」―など
文豪スタンダールの名著「恋愛論」のノウハウを現代に超訳。愛の国フランスの恋愛エッセンスが自然と学べます。

<あらすじ>
図書館司書の万平聡子は幼少期に父が起こした旧石器ねつ造事件がトラウマとなり、自分の素性がバレることに恐怖を抱きながら暮らしてきた。

そのためうまく人間関係を構築することができず、三十路を越えても現実の恋愛に一歩踏み出すことができないまま。自宅で本を読みながら、恋の妄想をする時間だけが唯一の安らぎだった。

そんなある日、図書館で働いていた聡子の前に理想にぴったりの男性が現れる。いつもの通り行動に移せないでいる聡子だったが、本の中からフランスの文豪スタンダールを名乗る初老の男性が現れ、恋愛指南を始める。運命の恋をかなえるため、少しずつ自分の殻を破り始めた聡子の身に次々と奇跡が起きていく――。
amazon 商品紹介ページより

 

主人公 聡子の目の前に突然『恋愛論』の著者である文豪「スタンダール」というオッサンがあらわれて恋愛についての指南を始める、というストーリー。

 

これ、なにかに似ていると思いませんか?

そうです。

冴えないサラリーマンの前に突然インドの神様「ガネーシャ」があらわれて成功への道を指南する、「夢をかなえるゾウ」と設定が似ていますよね。

いわば著者の鉄板パターン!おもしろくないわけがありません

 

「恋愛指南」ではなく「人生指南」

タイトルを一見すると「恋愛指南書」かと思われる本書。

 

ストーリーも、主人公が意中の男性と結ばれるためにスタンダールから教えをもらって素敵な女性に変身していくという流れです。

が、この本で書かれていることは
モテたい人向けというよりも、自信をもって前向きに生きていくすべての人の為になることばかりだと感じました

以下、本文の引用とともにご紹介します

 

読書メモ

「絶望は幸福への伏線である」

絶望は幸福への伏線である
言葉の意味が分からず首をかしげると、スタンダールは続けた。
「人は不幸な出来事に遭遇して絶望すると、その出来事の裏側に隠された真の意味が分からなくなる。だが、その絶望から立ち上がり、前に進み、幸福を手に入れたときには、はっきりと分かるのだ。絶望的だと感じたあの出来事こそが、自分を幸福へと導く最も重要な伏線だったということにー

 

スタンダールが主人公の聡子に1番はじめに伝える教え。
この教えが、本作を通して水野さんがもっとも伝えたかったことなのかな?と読んでいて感じました。

 

『自信』の育て方

『自信』とは、自分自身に対して下す『評価』だ。そして他者は、その人が自分にどれだけ自信を持っているかを敏感に感じ取る。だからこそ、自信のある者は周囲からの評価を高めやすいのだ。」
ー中略ー
「ただ、人は、『今から自分に自信を持とう』と考えたところで自信を持つことはできない。自信とは、自分という人間に対して『本音で』どう評価しているかに左右されるものだからだ。では、どうすれば自信を持つことができるのか? そのための第一歩が『自分の魅力的な部分だけを意識する』ということなのだ。もちろん全体で見れば誰もが欠点を持っているだろう。しかし、いったんその欠点を棚上げして、長所にだけフォーカスする。そして、その部分を磨き、伸ばし続けることで自信は育まれるのだ」

 

なかなか自信がもてないぼくにぴったりフィットする言葉。
自分の長所に目を向けること。意識していこう。

 

「ヴォレ!」

「ヴォレとはフランス語で『飛ぶ』という意味だ。本気で人生を変えたければ、これまで自分がしてこなかったような思い切った行動を取らねばならない。思い切った行動を取れば『新しい自分になれる』という自信が得られる。するとその自信がさらなる行動を呼ぶ。するとまた自信がつく。行動する。自信がつく……これを繰り返していくことで、最初のころには思いもよらなかった成長を手にすることができるのだ。」 

 

自分を変えたければ今までしてこなかったような思い切った行動をすることが1番。

 

欲望の本質

「『恋愛論』の後半に『断章』としてメモ書きをつけ加えたが、その一四〇項にこんなことを書いた。最近、羽ペンを削る機械が発明された。今朝私も一つ買ったがすごくうれしい。削りたくてたまらない。しかしこの機械を知らなかったからといって、私は昨日、決して不幸せではなかった

 

いま自分の身の回りにあるモノも、このような「もともとなくても困らないモノ」が多いように思う。

 

「1度生活水準を上げたら、もう元には戻れない」ってよく聞くけど、人間って知れば知るほど欲が増していく生き物なんだなとあらためて。

 

 

信頼関係の築き方

「相手の良いところを見つけたら、言葉にして伝えることで最初の信頼関係は築かれる。これはすごく大事なことで、信頼関係のないまま問題点を指摘しても、相手は反発するだけだからな。しかし、ただ褒めているだけでは表面的な関係になりかねない。言いづらい本音を伝えられるようになったとき、本当の信頼関係が築けていると言えるだろうー

 

「良いところを伝える→自分の意見を言う」ことができるのが真の信頼関係。自分はそんな関係築けているかな?と立ち止まって考えさせられた

 

外に意識を向けること

「緊張する人間というのは、自分がどう見られているかを過剰に気にしている──つまり、自分に意識が向きすぎているのだ。だから、その意識を外に向けなさい。『鶫からどう思われているか』ではなく『鶫』に興味を向けるのだ。そして、鶫がその場を楽しみ居心地良くいられるように、自分なりに最善を尽くす。そうすることで緊張は穏やかになっていくだろう」

恋愛論第三十二章──恋愛における『自然さ』は最高の称賛に値する。男に話しかけるとき、一番大事にしなければならないのは『自然さ』だ
-中略-
「では、どうしてある種の人間は、会話を考えすぎてしまうのか? それは、『こう言ったら私はどう思われるだろうか』『こんなことを言ったら私は嫌われるかもしれない』などと、自分のことばかり考えている自意識過剰人間だからだ
-中略-
「つまり、『自然な声のかけ方』をしたければ、自意識に囚われず、感じたことをそのまま口にしていけばいいのだ。パッと見て相手の服装がお洒落だと思えば、お洒落だと言えばいい。相手の言っていることに疑問を持ったら質問すればいい。そして、そういった会話ができるようになるためには、普段から周囲の人をよく観察し、興味を持ち、自分から話しかける習慣を持つことだ

 

「緊張」は自分に意識が向き過ぎていることで生まれる

あがり症のぼくは超絶自意識過剰人間なんだって気付かされました。

自分に向いている意識を外に向けるように意識していこう。

 

 

言葉だけで笑いを誘うセンス

水野さんの「文章だけで人を笑わせるセンス」の秀逸さは半端じゃありません。

ぼくのツボにピッタリすぎて、何度も腹を抱えて笑いました。

以下、笑った場面をご紹介。

 

TPOを満たす場面は『田植え』

スタンダールは中をのぞき込み、かけてある服を確認しながら大きなため息をついた。 「まあ予想はしていたが……なぜこんなに地味な服ばかり揃えているんだ? この服がTPOを満たす場面は『田植え』くらいなものだろう

ノートではなく半紙に

「バルサミ子よ。今から私が言うことは極めて重要なので、ノートではなく長半紙に毛筆で書き、ベッドの上の天井に貼りつけ毎晩眠りに落ちるまで読み上げ続けなさい

人生のCCクリーム

─では聞こう。この本を書いた者は、どれくらいの時間をメイクの練習に費やしただろうか?」

私は口を小さく動かしながら答えた。

「すごくたくさんしたと思います。何千時間とか……」

「ちなみに、君がメイクを練習した時間は?」

「……7時間くらい、です」

その瞬間、スタンダールは大声で叫んだ。

「どんだけぇぇぇ!」

スタンダールは口から泡を飛ばすような勢いで続けた。

「あんた、メイクを練習した時間が7時間てどんだけ少ないのよ!

その程度の努力で、よく『メイクを勉強しても意味がない』なんて言えたわよね!

そんな程度の時間じゃ、朝に処理したムダ毛もまだ満足に生えそろってないわよ!

スタンダールの言葉に、思わず笑いがこぼれそうになる。スタンダールはさらに勢いづいて言った。

「だいたいアンタ、私が恋愛のアドバイスしてるからって、一度も失敗せずにうまくいくなんて思ったら大間違いよ! 人間は失敗して、恥をかいて、悔しい思いをして初めて成長する生き物なの!

それが人生のベースメイクよ!

『悔しいからもっと綺麗になってやる』っていう人生のCCクリーム、大事にしていきなさい!」

私は瞳に溜まった涙を拭きながら、「人生のCCクリーム」とノートに書き込んだ

 

言葉だけでこんなにおもしろいってマジで天才だと思います

 

 

おわりに

大好きな1冊です。

ぼく的には「夢をかなえるゾウ」よりもこっちの方が好きですね。

今まで出会ったことのないタイプの本でした。

 

肩の力を抜いて笑って楽しめるのに、学ぶことがたくさんある。

これって学びの理想ですよね。

ぼくは小学校の先生なので、読みながら「この本みたいに、子どもが楽しんでるうちに学びになってるような授業をしたいなあ」なんて考えました。

恋愛に困っている人だけではなく、すべての人におすすめです!
みなさんもぜひ読んでみてください!

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。
ではまた!