まいどおおきに!
青年海外協力隊としてサモアで活動中のネギヤン(@negiyaaaaaan)です。
サモアにきてかれこれ8ヶ月。
現職教員特別参加制度で協力隊に参加しているぼくは、あとちょうど1年の活動になりました。時間が経つのが早い。この調子で、あっという間に終わるんだろうな、って最近よくおもいます。
そこで、あらためて
「じぶんは、どうやって毎日を過ごしているんだろう?」
と、1日の流れを振り返ってみました。
この記事では、「協力隊員の1日の過ごしかた」と題して、ぼくの1日をご紹介します。
朝→出勤まで
5:30〜 |
起床 |
---|---|
8:00 | 出勤 |
こっちにきて、早起きが習慣化しました。毎朝5:30には、おはようしています。
早起きは三文の徳って、あれホントですね。すっごく気持ち良いし、頭スッキリしていて、何をするにもはかどる。
起きてから出勤までの間は、だいたいこんなことしてます。
- 瞑想
- トイレ
- テンションが上がる言葉を手帳にメモ
- 朝ごはん
- 読書
- ブログ書く
- ストレッチ
- HIIT
- コーヒー飲みながらぼーっとする
- 歯磨き
- 着替え
学校から歩いて5分のところに住んでる & 始業時間が8:30なので、早起きすればするほど、朝のこの時間に、のーんびり好きなことができます。めちゃくちゃ幸せです。
学校

8:30〜 | 午前の授業 |
---|---|
11:30〜12:30 | 昼休み |
〜14:30 | 午後の授業 |
朝のお祈り・おしゃべりタイム
だいたい朝は8:15頃に学校に着きます。
着いたらまず、職員室で朝のお祈り(※サモア人は、みんなクリスチャン)です。アーメンします。
そして、おしゃべりタイム。
どうやら、このおしゃべりタイムに、その日の学校が終わる時間とか、なんやかんやの連絡がなされてるみたいなんですが、サモア語なのでまったくわかりません。
だから、よく、急に昼過ぎに学校が終わったりして
「え!なんでなん!」
って同僚に聞いたら、
「今日は給料日だから早く終わるって朝言ってたでしょ!」
「知らんがな!」
みたいなことがしばしばあります。
ちなみに、時間割表では、8:30に1時間目がスタートなんですが、まあ、始まりません。
このおしゃべりがしばしば、というか、いつも長引くので、だいたい9:00頃にスタートです。
じゃあその間子どもは?と、いうと、最上級生が下級生の教室に行って、朝の歌やお祈りの指導をしています。えらい。
午前中
おしゃべりタイムが終わると、毎日、朝いちばんの涼しい時間帯に、体育。
体育の授業が終わったら、自分の部屋(と、いっても職員室の一角に机があるだけ)に、学習がゆっくりな子を1-3人ずつ連れてきて、個別で算数を指導しています。
それを2,3セットしたら、午前中おしまいのチャイムが鳴る頃です。
お昼休み
お昼休みは日本の学校とくらべて早く、11:30-12:30。
この時間になると、お腹が減ってくるので、軽食をとります。
よく食べるのは、マシポポと呼ばれる、ココナッツ風味のクッキー

日によっては、気前のいい先生が食べ物わけてくれたり、購買で自分で買ったりもします。

午後
午後は、1:00〜1:45の時間で、Year4のクラスでの集団授業です。算数。
なのですが、よく昼からの授業がなくなったり、短縮されたりします。
午後の授業がなくなる・短縮される理由は
- スポーツ大会の練習(クリケットとか)
- 給料日
- 校長の気まぐれ
など。
ちなみに、今は2週間後に控えた地域のクリケット大会の練習のために毎日13:30に学校が終わってます。
帰宅後
15:00 | 帰宅 |
---|---|
15:30 | 昼ご飯 |
〜18:30 | フリータイム |
〜19:00 | ランニング |
〜21:00 | フリータイム |
21:00 | 晩ごはん |
22:30 | おやすみ |
帰宅したら、ホストシスターが開口一番
「Fia ai?(腹減ってる?)」
って聞いてきてくれて、お昼ご飯を用意してくれます。
それを食べて、そこからはフリータイムです。
土間で読書したり、昼寝したり、映画観たり、ギター弾いたり、赤ちゃんと遊んだり。
夕方18:30頃になると、やっと涼しくなってくるので、ランニングに出発。
ランニングは、肥満防止と村人との交流にもってこいです。

帰ってきたら水浴びして、ストレッチしてのんびり。
のんびりしていると、家族の晩ごはんの時間に。
うちの家族は、晩ごはんの時間が早くても20:30。おそいときは、22:00すぎ。
さすがに、そんな時間に油っぽいごはんを毎日食べると、帰る頃にはサモア人ばりの豊満バディになっちゃうので、時間によって、食べるかどうかきめてます。
と、いうか、そもそも、昼ごはんがおそいので、おなかがまだすいていないことが多いです。
「今日はまだおなかすいてないから、晩ごはんいいや。」
っていうと、オカンやホストシスターは、
「病気か、ヒロ?病気なのか?大丈夫か?」
とか
「正気かおまえ?」
ってめっちゃ心配してくれます。んもう、やさしいんだから。
で、歯磨きして日記書いて寝る!
っていうのが、平均的な、ぼくの1日。
自分の時間がいっぱい
これが、南国サモアで活動している協力隊員の1日です。
あらためてふりかえると、ゆるい生活だなあ、と。
自分の時間がめちゃくちゃ多いですね。
だから、あれこれと考えごとをすることも増えました。日本にいてるときとは、比較にならないくらい。ありがたいことです。
なんですが、こと仕事(活動)に関しては、しょうじき、エネルギーを持て余している感があります。
もちろん、自分次第で仕事をつくれますし、実際そうしてはいるんですが、サモアの小学校隊員は「マンパワー感」がめちゃくちゃ強いです。いわば、「+αとして」というよりは「先生の1人として、サモアの学校に赴任してきた」みたいな扱いです。
だから、もちろん働き方、働く時間、求められる役割も、サモアの先生と同じスタイルになります。
見てわかるように、また、南の島のゆったりさを想像してもらえればわかるように、彼らはぼくらの感覚からすると、ぜーんぜん働きません。
だから、もっとバリバリ働きたい、とかいうと、日本で働いている方にしばかれそうですが、実を言うと、さいきんはとてもとても、そう思います。
ここで紹介した1日の流れや、意見は、あくまでも「ぼくの場合」です。
協力隊には数え切れないほどの職種がありますし、派遣される国によってその文化もまちまちです。だから、それぞれいろんな1日の過ごし方をしている人がいます。その辺は、ご承知おきくださいね。
最後まで読んでくださってありがとうございました
ではまた!